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2006年5月30日 (火)

Yves Saint-Laurent Rive Gaucheⅰby ギュスターヴ・クールベ

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Le sommeil par Gustave Courbet, 1826

視覚に忠実なレアリスムを確立し、画壇の反逆児といわれたギュスターヴ・クールベ  Gustave Courbeです。その写実主義を象徴する”ある”作品をここでは掲載いたしませんが、近代をたどるとエゴン・シーレの凄まじい作品のモデルとなったのかもしれません。

この「Le Sommeil」は、オマージュとおもわれる作品も多く、1998年のYves Saint-Laurent Rive Gauche における マリオ・ソレンティの作品は、パロディで楽しめます。

Ysl_300

En 1998, Mario Sorrenti concocte une série de photographies
pour Yves Saint-Laurent Rive Gauche

この作品は11枚あり、ひとつのストーリーを展開していく挿絵としても楽しめます。どの作品を最初にとりあげ、どの作品を最後にするのかで、おもしろいストーリーが出来上がるかもしれません。

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2006年5月20日 (土)

カフェ・ムゼウムとアドルフ・ロース

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LeopoldMuseum Kooperationspartner Cafe Museum„Cafe Nihilismus“で、クリムトたちの活動を記しています。

メモ書きまでも残そうとしたコルビジェに対して、情報を徹底的に削除しようとしたロースは、晩年は絵を描いて過ごしましたが、死の直前に全て焼き捨てたと・・。そういうロースは、建築についてこう述べています。

建築について」 著:A.ロース 1910  訳:ミック Copyright (C)
-私が初めてものを作ることを許されたとき、既に述べたように、私が考える建築は平面上では表現することが難しかったため、私の仕事は酷評された。12年前、ウィーンでカフェ・ムゼウムを作ったときのことである。建築家たちは「カフェ・ニヒリズム」という名前を付けてくれたも のだ。しかし、カフェ・ムゼウムは今でも現存しているが、一方、他の大勢の建築家によって行なわれた近代的な内装の仕事は全部、とっくの昔にガラクタ置き場に投げ捨てられた。あるいはそうでなくとも、彼らは自分の仕事を恥じねばならなくなった。一方、カフェ・ムゼウムは今日の内装の仕事に、それ以前の全ての仕事を集めたよりも、ますます大きな影響力を持つようになった。そのことは、1899年にミュンヘンで発行された『装飾芸術』誌を見れば分かるだろう。同誌にはカフェ・ムゼウムの内装空間の写真が――私が思うに、編集部の方針に従って――掲載されたのだが、しかし、この写真は当時、全く影響を及ぼさなかった――完全に無視されたままだったのである。影響力を持ったのは、実際の建築物だけだった。それは、昔の親方も持っていたあの力、郵便も電話も新聞もなかったのに、世界の隅々まで実に素早く広まった力である。  19世紀後半は、「我々は建築様式を持っていない!」という文化喪失の嘆きに満たされた時代であった。全くもって間違った、正当性に欠ける言い分である。まさにこの時代こそ、以前のどんな時代とも異なる強力な様式を持った時代だった。それは文化史上、前例のない変化であった。-

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2006年5月10日 (水)

Cafe Museums

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2003年12月04日 ウィーンの記事から

『カフェ・ムゼウム復活』
世紀末に芸術家が集った カフェ・ムゼウム(独/英)が当時の白黒写真を元に再現。天井の湾曲と奥の段差以外は昔の面影を失っていた。「装飾と罪悪」という本で有名な建築家、アドルフ・ロースが設計した「カフェ・ムゼウム」。1930年代にヨーゼフ・ホフマンの弟子であるヨーゼフ・ツォッティによってなされたもので、今回改装された姿がロースのオリジナル設計です。

ここが、エゴン・シーレやクリムト達のシンジゲートである「Cafe Museums 」です。アール・ヌーボーの時代に建てられた建築にしては、シンプルな印象の店内です。

Operngasse 7, 1010 Wien
Tel./Fax: +43 1 586 52 02 - Frau Zellhofer
E-mail: cafe.museum@vivat.at
Web:  www.cafe-museum.at

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2006年5月 3日 (水)

バーク・コレクション展

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百鬼夜行絵巻 19世紀 江戸時代 
ニューヨーク・バーク・コレクション展 MIHO MUSEUM

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2006年5月 1日 (月)

エゴン・シーレのシンジゲート

「カフェ・ニヒリズム」といわれた「MUSEUMS CAFE 」(ムゼウム・カフェ)で、エゴン・シーレはグスタフ・クリムトと初めて会ったのです。

世紀末ヨーロッパの文化事情を中心に、カフェの始まりから現代に至る300年のカフェ文化。カフェの光景―世紀末ヨーロッパの主役たち では、34のカフェの―その全盛期の―歴史的エピソードをつづったアンソロジーはカフェ一つ一つの個性が魅力的に表現されています。

イタリア
カフェ・フローリアン―共和主義に忠誠を誓ったカフェ 
カフェ・グレコ―ゲーテも訪れたローマのドイツ館

ハンガリー
カフェ・ピルバツクス―革命の遺物、若者たちのカフェ 
カフェ・ジェルボー ―プラリネやドラジェが自慢したケーキ店

オーストリア
カフェ・セントラル―アルテンベルクの
カフェへ行こう!
カフエ・シュペール、カフェ・ムゼウム ゼゼッション派の空間とアドルフ・ロースの空間

チェコスロバキア
カフェ・スラビア―冬の時代のオアシス、チェコ文学の故郷

ポーランド
カフェ・ヤン・ミハリク―“若きポーランド”の力みなぎる文学が根づいたカフェ

ドイツ
カフェ・デス・ウェステンス、ロマーニッシェス・カフェ
カフェ・アインシュタイン―首都大ベルリンの文学と芸術のカフェ
カフェ・ルイトポルト―元首ルイトポルトの名をとった荘大なコーヒー城

スイス
カフェ・オデオン―亡命者たちが集まった異国の故郷

フランス
カフェ・ブロコップ―啓蒙主義とフランス革命 そしてベルレーヌ
カフェ・ラ・クロスリ・デ・リラ―ヘミングウェーの心を温めたカフェとラム酒

スペイン
カフェ・デ・ヒホン―洒落男ダリも登場したマドリードの文芸カフェ

ポルトガル
カフェ・タバレス―激動時代の論客たちの溜まり場
カフェ・ア・ブラジレイラ―リスボン―マドリード間、翼のあるカフェ

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